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鷲宮の秋、三題

鷲宮「実りの秋」だ
 農家の庭先に実った柿。 秋はいい! この大地からの恵みでどれだけの生き物がいのちを繋いできたことか。 そして、この柿色、これまで多くの絵かきや陶工が求めてきた「日本の色」である。
 まったく自然にはかなわない。 やはり、「自然こそ芸術家だ」ということだろう。 しかし、その偉大な自然に対し、「ひと」の営みと欲望の結果によって破壊と荒廃が行われている。 アイヌや、ネイティブアメリカンの人たちの思想には「今の自然は、未来からの預かり物」という基本がある。放射能や温暖化で、この地球を汚してはいけないのだ。元どおりのきれいな地球にして返さなくてはならないのだ。
        

         
   台風26号で越水寸前の 青毛堀川
 ごらんの川は、普段なら久喜、加須を静かに流れている。写真は、鷲宮神社の裏手あたり。 鷲宮地域の河川や用水などから排水・合流してきた雨水が、まさに「龍神のごとく」暴れている。 新聞を急いで配り終え、冠水被害が想定される地域を回った。 個人の確認だけでも50箇所の道路冠水があった。
「10年に一度の巨大台風だから」では、ことは済まない。 途中で1mくらいの冠水箇所で車が浸かり動けなくなっていた。 支所から職員の応援をお願いしてなんとか救助できた。 住民の怒りは当然大きいものがある。「いったい、いつまでこうなんだっ」と多くの方から叱責を受けた。 「合併していいことないじゃないか」 まさにそのとおり。 力及ばなかったことは謝りつつも、「いっしょに変えて行きましょう」と励ましながらまわった1日でした。

 朝霧の鷲宮
今朝は、朝霧が幻想的だった。またも自然は最高の芸術家であることを思い知らされた。(じつは、この言い回しはあまり好きではないが、今、いろんな場面で多用されているように思う。使ってしまった。)
 あと数日で台風 27/28号が日本に迫る。 みなさん、「備えをしっかり!」おねがいします。
     杉野 記

2013.10.21 12:40:34

テーマ:杉野 おさむ かけあし日記/ コメント(0)/

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