団ニュース　NO.176  新型コロナ対策

６月議会では、一般会計補正予算第４号が提出されました。コロナ対策費用の予算ですが、一議会中の補正予算が４号まで出されるのは異例です。すべてコロナウイルス感染症対策の予算です。国の第２次補正予算を見越しての措置ですが、とりあえず６億４千万円のほとんどを一般会計でまかない予算立てをしています。その後、国からは９億８千万円の臨時交付金が示されましたが、満たない分は今後補正予算で調整します。以下が主な内容です。

◆中小企業・小規模事業者家賃支援

コロナの影響で売り上げが減少している事業者の家賃の一部を支援するもの。国は10/15、県は1/15　(久喜市は2/15を補助します。最大で１ヶ月3万3千円 X６ヶ月分 

◆教育活動支援員・スクールサポートスタッフ等の追加配置 

◆夏休み・冬休みの補習に伴う臨時教員の追加や教員の業務負担軽減を図る 

◆中止・延期となった宿泊学習のキャンセル料の補助
◆小学校1校中学校9校のキャンセル料の保護者の負担軽減

◆サーモグラフィーや衛生用品等整備
◆小中学校の再開に伴い感染症対策を強化するため
◆臨時に学校給食費無償化

◆保護者の負担軽減のため、6月から8月までの3ヶ月間の学校給食費を無償にする 

　※これまで日本共産党市議団が要求してきた内容が措置された点もありますが、ＰＣＲ検査の強化や病院・診療所の減収補填などまだまだ不十分な内容です。今後も要望をしていきます。

水道料金の減免決議を受け

久喜市が基本料金２か月分を無料に

 

６月議会最終日の７月２日全ての会派の代表者が提出者となって「新型コロナウイルス感染症によって経済的影響を受けた市民及び事業者に対し水道料金の減免による支援策を講じることを求める決議」が提出され、全会一致で可決しました。久喜市議会で水道料金引き下げを求める決議が出されたのは、初めてのことで極めて画期的です。
　党議員団は、全会派合意に向けて力を尽くしました。                     

メーター 口径	基本料金(１ヶ月) 単位(円)	基本料金(2ヶ月) 単位(円)
13ミリ	910	1,820
20ミリ	1,280	2,560
75ミリ	77,000	154,000

対象件数は約　67,000件
免除合計額は　約１億6900万円となります。

申請する必要はありません。　自動的に無料となります。


一般質問　第一回報告も
　是非ごらんください。
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

団ニュース　no.175   コロナ対策　議員報酬削減


６月議会の第２号補正

コロナウイルス対策約１０億円

久喜市では、コロナウイルス感染症対策として、国の「特別定額給付金」一人１０万円の交付、子育て世代臨時特別給付金」（子ども一人１万円）、また市独自に「一人親家庭への臨時給付金」（子ども一人３万円支給）や休校に伴う給食食材費補償金などを５月１日に、議会承認が不要な専決処分として行ってきました。

一般質問　新型コロナウイルス感染対策　緊急に求められるものなど

議員報酬３ヶ月　削減　全会一致ではありませんでしたが、協議を進めて合意にこぎつけで可決成立しました。　通常は、議会の最終日に「採決」する流れですが、「先議」して採決の結果、賛成多数で「可決」成立しました。

　日本共産党久喜市議団は、当初6ヶ月10%削減の「案」を提案しました。他の会派からも、それぞれの案が示され、当初は一致も困難かと思われましたが、この案件は「可決成立」させることが重要と考え、ぎりぎりまで他の会派とも協議を進め、可決
成立に至りました。

◆一般質問も通告
不要不急の質問に限定してとりくむことを念頭に質問すること。を議会運営委員会で確認され、各自取り組みました。
議場においては、過半数の議員は必ず議場に出席するも、「密」避けるために議員座席の間隔を開けようと、自主的に「議員控え室」で質問を聞いています。
　執行部も、答弁する機会がないと考えられる方は、控え室にて待機し「密」を避けて取り組んでいます。

　議員と議員のあいだには、透明なアクリルの「仕切り板」が立っています。

いつもの議会とは、違った雰囲気です。
　新型コロナ感染、第２波も心配されています。連日、緊張感を持って取り組んでいます。

団ニュース　no.173  コロナ対策支援一覧　久喜市版　


新型コロナ感染対策　さまざまな支援策があります。
多くが申請することで受けることができます。

特別定額給付金　10万円　全ての市民に給付されますが、これも申請しなければ届きません。
記入には、十分気を付けて申請しましょう。

団ニュース　no.174号　１面

　新型コロナ感染症対策を国民・久喜市民一体で進めてきたこともあり、陽性者の発生が減少してきました。国は「緊急事態発令」を解除しました。

　この間、議員団は、関係者や市民から聞き取り、相談を重ねてきました。市長に対して３回にわたり

要望してきたことの多くが実現してきました。

　今回、久喜市のコロナ対策の一部を紹介しています。

☆ひとり親家庭の児童一人に３万円を支給します。

☆児童手当支給世帯児童に一人１万円を支給。

小中学校　６月１日から登校始まる

今後の円滑な学校再開へ繋ぐための段階的な取り組みとして、分散登校が始まりました。尚、感染症対策として、家庭と連携した毎朝の検温や、教室における3つの密を徹底的に避けるなどとしています。

団ニュース　no.174  専決処分や政務活動報告　

新型コロナ感染症対策基金を新たに創設に

基金の目的は、感染症予防・地域経済対策に要する経費に充てるためとし、積み立てる額は、一般会計で定める額、寄付金によるとしています。基金の規模や具体的な支出などは明らかになっていません。議会で明らかにすることが求められています


東京理科大跡地　民間活用など　振り出しに戻る

東京理科大の活用については、アイデア募集・パブリックコメント・議会の議論等を踏まえ、平成28年11月議会に案が出され改築が進められてきました。しかし、梅田市長に変わり、平成30年11月議会に見直し案が提出されました。中身は、休日夜間急患診療所や学童運営協議会・ファミサポの移転など良い面もありましたが、民間企業への貸しオフィスや企業経営の市民レストラン、専門学校の誘致などが立案されていて、かなり問題がありました。

議会としては、これらの補正予算を可とせず、その後、執行部では、跡地活用の検討業務委託をするとし、令和元年７月から翌２年２月まで280万円をかけて検討がされてきました。

日本共産党久喜市議団・政務活動費

2019年度　収支報告