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鷲宮2題・昆虫編
とべ!カナブン
いつもの「配達ネタ」です。あるマンションの階段で彼はあおむけになっていた。たぶん、夜中に階段の明かりに惹かれてやってきたが、飛び疲れた挙句、気を失ったんだろう。軍手のゆびをそっと腹に当てると、しっかり抱きついてきた。このあと、近くの木の枝に移動してもらった。ところで、みなさんは「カナブンと黄金虫」の違いをご存じだろうか。調べるとカナブンはえさは樹液で25ミリから30ミリとやや大きい。コガネムシはエサは植物の葉っぱで15~20ミリとちいさい。農家にとっては黄金虫は「厄介者」となる。 とすると、写真のカレはコガネムシか?
あり
なにも珍しくない、ふつうの黒アリである。先日、画家の「熊谷守一くまがいもりかず」の特集がテレビで放映されたという。彼は、徹底した観察で対象をとことん観察して絵にかく人である。抽象画が有名である。やさしいデフォルメで今風にいえば「いやし系」。じつは、「ありは、例外なく左側の真ん中の足から第一歩を踏み出す」ことを日本で初めて発見した方である。このアリを見つけた時、そのことを確認したくてずいぶん眺めていたが、動きが早すぎてとうとう確認できなかった。というより、自分が「不審者」にみられる危険性があると感じてやめてしまった次第である。 だれか、確認できた方はご一報ください。 杉野 記
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わしみや2題
どっこい、生きている
写真の野良猫とは、8年来の「つきあい」である。エサは一度もやったことはないが、どうも人のいうことが分かるらしい。話しかけると目を見て聞いてくれる。しかし、この猫君は足腰も悪く、歩くのもフラフラしているし、声はしゃがれていて「ネコなで声」は出せない。お世辞にも、かわいいと言えない。
わたしは失礼なことに、8年前、初めて出会ったとき「もうあまり長くはないだろう」と決めつけてしまった。
しかし、御覧の通り、しっかりしていて眼光も鋭い。 だれか心やさしい人が「地域猫」としてえさをやっているのだろう。この暑い夏を無事、しのぐことを祈っています。 杉野 記
ここには「たぬきの森」があった
写真は、鷲宮のとある開発予定地。 つい1週間前まで鬱蒼とした森であった。車で通りかかると、ときどき狸が飛び出してきたものだ。誰かが「餌付け」でもしていたようで痩せてはいなかった。イタチやテンのような小動物も何度も見かけたことがある。
そこがいよいよ、開発だ。ユンボは、無情に木々をなぎ倒していく。
民有地でもあり、如何ともしがたいが、こうやって鷲宮の自然がなくなっていく。跡には建売の住宅地が出現することになるのだろう。そして、雨水の排水が悪ければ、またもや道路冠水の「候補地」になるかもしれない。鷲宮地区が人口増としても、決してもろ手を挙げて喜ぶことはできないのである。 杉野 記
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梅雨の鷲宮2題
入梅の大雨で冠水したわし宮団地内
6月7,8日の雨で関東全体が大雨やがけ崩れなどの被害に見舞われた。「これくらいなら大丈夫か?」という期待は、やはり甘かった。 早朝の配達を早めに終わらせて被害の恐れがある地域を回った。鷲宮地域内では、少なくとも13か所以上だった。
しかし、写真のわし宮団地周辺の対策については、この間、議会でも取り上げ、都市再生機構や、市当局にもお願いする中で、原因の分析や、対策への手がかりに関して、少しづつではあるが、着実に前にすすめている。一定の目処が立てば、計画などを市民に知らせる必要がある。
私もひきつづき全力を尽くしたい。
「 山紫陽花」
紫陽花の季節である。紫陽花はなぜか、晴れた日や、青空は似合わない。しとしとと細い雨の降る日のほうが似合っている。わし宮も、庭先や公園にひっそりと咲き始めた。しかし、ひとくくりに「あじさい」といっても実に種類が多く、名前は正確に知らない。(いや、私が知ろうとしないだけか。)
いまや、西洋アジサイが多くなったが、「江戸花火」など、地味だがはっとするような日本古来の花を咲かせる紫陽花も、以前は見ることができたが、最近は見かけなくなった。
杉野 記
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地域から元気を発信
学童保育施設が新設へ
長い間の懸案であった東鷲宮小学校の「放課後児童クラブ」は、東コミュニティセンターの隣に新設することが決まった。これまでは、コミセンの一部を間借りしていた状態であったので、これからは広いスペースでより豊かな保育事業を提供する可能性が広がったといえる。同時に、写真の左隅に見える「バーべキューひろば」が学童の建物新築により、無くなったしまうという「うわさ」が先行している。この6月議会では、市に対して、そういうことにならないように質問を行う予定である。
住民の数少ない「憩いの場」になっているバーべキュー広場である。無くしてはならない。
アリが仲良く食事中
いつもの「配達ネタ」で恐縮ですが、アブラムシの体液が上の枝からフェンスに滴り落ちてきた。
たちまち寄ってきたアリがきれいな円を描いていたので、一枚いただきました。アリは、蜂と並んで「社会的生き物」と言われている。徹底した分業が行われている。この働きアリたちは、もうおなかがいっぱいの様子。吸い込んだ密は、女王アリか、巣の中で卵や幼虫の世話をしている係りに口移しで与えられるのだろう。 無心で仕事をしているアリたちを見ながら
生き物の「環境を支配している人類」の一人として責任を痛感した次第である。 杉野 記
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わしみや2選
稲とあやめ
そろそろ田植えも終わり、その脇には「あやめ」が花を咲かせている光景が目に付くようになった。互いに相性の良い植物である。典型的な「コンパニオン・プランツ」ではある。コンパニオンプランツには、実に組み合わせも多く、例えば「キュウリやメロン、スイカには、にらや葱」「キャベツやトマトには、ナスタチウム」など挙げれば切りがない。これらをいっしょに植えることによって、病害虫を防ぎ、成長促進効果もある。もっとも期待できるのは、農薬を減らせる効果があることである。日本は、世界で最も化学物質の輸入が多い国である。私は、農薬の使用量も多すぎると感じている。コンパニオン・プランツをうまく利用していくことは、いかにも日本的な発想であるし、家庭菜園でもできる手軽な手法である。もっと広めてよいと思う。もぐら脅しがオブジェになった
「ここまでやるか!」と思わされるほど林立したもぐら脅しの「ペットボトル風車」である。ここは、それほどもぐらが多いのだろうか?いずれにしてもよく回る。(最近のデジカメでは、せっかく回る風車のプロペラが止まってしまう。シャッタースピードを遅くすればよいのか・・)ここまで多いと、これはもうシュールなオブジェであり、芸術作品と言っても良い。
他の畑では、また違う形の「作品」が勢いよく回っていた。 杉野 記
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