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ハザードマップを学ぶ出前講座開催 台風19号を受けて率直な意見が この声を生きたものにしたい

2019年10月20日 全国に大きな被害をもたらした台風19号、連日テレビで報道されている最中、南栗橋地域では、ハザードマップを学ぶ 出前講座が開催されました。
2019年発行されたハザードマップの説明を40分受けた後、質問が寄せられました。 
  
2019年10月13日 朝7時頃の 利根川 水防隊が土手の上に待機 

ハザードマップ 自分のいのちは自分で守る という考えのもと 命の危険を感じたら迷うことなく自主的に避難行動をとりましょう。 との説明から出前講座は始まった。

・指定避難所には 拠点避難所 補助避難所があること どこの避難所に行っても良いこと
・災害が起こったら 避難準備 避難勧告 避難指示などの説明が
・洪水ハザードマップ 南栗橋地域は3m~5m洪水浸水地域であること。
・栗橋地域の多くは、「家屋倒壊など氾濫想定区域」になっていること。
・利根川が氾濫した場合、場所にもよるが最短で1時間後栗橋地域はほぼ浸水すること。
・浸水継続時間 栗橋全域で1日以上1週間の浸水継続がある。深さは0.5mを下回るまでを想定している。など学びました。

質問では、南栗橋小学校に避難された方が多かったが、ハザードマップによると5mの浸水が想定される。そうすると、2階にいたのでは水が来てしまうのでは、その場合どのような避難指示が出るのか。大丈夫なのか。

答弁では、「高い方に移動してもらうことになる。」との答弁のみでした。実際のところ、この場所に避難してもらうことで、安全な場所があります。というような明確な答弁は示せませんでした。

このような答弁を受け、学校をもっと高く、「くぷる」ももっと高くしてはどうか。との意見も。

答弁の中で、今回の利根川の水位は「9m61Cm」に対して 堤防の高さは「9.9m」との話もありました。その差は、29Cm しかなかったということになる。
多くの堤防で、堤防の上を水が越える「越水」し、その水が土手を削って「決壊」に至っている。「決壊」寸前であったことを改めて感じた。

防災無線はまったく聞こえなかった 有線放送という手段もあるのでは、有線放送の2/3ぐらいの費用を市が負担して設置を進めては との問には、

そのような意見は出されており、検討していく課題だと捉えていますとのことであった。

駅まえのビルは、済生会病院など 高い民間の施設も避難場所の対象にとの声も。

今回の経験をしっかりまとめて、生かして行くことが大切。市も取組んでほしい。これまでの経験だと、なかなか具体化しない。取組んでほしい。

 市からは、早めの広域避難を是非皆さん考えていただいて、考えてほしい。と呼びかけられました。

歩いて、遠くへ行けない高齢者も多い。エレベーターもない中大変なのでよろしくお願いします。との声もありました。

ペットを飼っていて、避難所へ行くのも心配で行けない。ペットの飼っている方の声も聞いてほしい。 

率直な意見が出された、学習会になりました。当初予定した以上の方が参加され、学ばれました。

私も改めて、皆さんの気持ちを伺った機会となりました。議会に反映させ、取組んでいきたいと思います。 単に請け負うのではなく、市民の皆さん共に考え、「改善」も進めていくその気持ちで取組んでいきます。 よろしくお願いいたします。

主催していただいた 南栗橋10丁目の区長様 ありがとうございました。
お疲れ様でした。

 石田としはる 記





















2019.10.20 17:28:39

テーマ:石田としはる よりそい日記/ コメント(0)/

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