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栗橋では電柱に赤いテープが・・命をうばう恐ろしいレッドラインだ それは 

それは、昭和22年9月に襲って来た。戦後間もない頃、アメリカが占領している時期だったことから、それには「カスリーン」という名前が付けられた。女性の名前だ。 名前の印象からすれば、それこそ「セクシー」な感じもするが、とてつもない凶暴さをもっていた。1000人以上の命を奪い、そのパワーは栗橋から東京まで飲み込む、ものすごいものだった。
そう、この赤いテープは、命を奪う「レッドライン」とも言えるだろう。



「忘れるな」忘れることは、「カスリーン」彼女の餌食になることを意味している。

2019年10月13日の明け方、襲った「台風19号」はこの「カスリーン」にもまかけないパワー、それ以上だったかも・・そのパワーの特徴は、カスリーンよりもはるかに早い「スピード」を持って襲ってきたのが特徴だ。 誕生してから「衰え」というものを知らないパワーを持ち続け襲って来た。

我々は、忘れてはいなかった。毎年「継承式典」を行い、毎年「決意」を新たにして来た。
「忘れることは、餌食になる」と言い聞かせ。

しかし、しかしだ。地球を覆い尽くす 圧倒的な海の温度は「ふつふつ」と音を立て、毎年上がりつつある。海水温度を冷やすことのできる境界線、巨大な「レッドライン」を越すエネルギーを、我々が与え続けていると言える。我々はそのことを自覚しているだろうか・・・

今回の19号 われわれは、わかっているようで、まだまだ わかってない のではないか。

石田としはる 記















2019.10.24 20:00:46

テーマ:石田としはる よりそい日記/ コメント(0)/

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