<<前のページ10711070106910681067|1066|10651064106110601059次のページ>>

新型コロナウィルス感染症対策をみんなで進めよう

マスクがない!

 久々の投稿。 予算議会がようやく終わった。
 これは鷲宮地域内のあるお店のマスクコーナーである。いまだに全然ない!これはどういうことか。調べてみた。今までの日本製と思われていたマスクの8~9割が「中国製」(ゴムの部分は国産が半分くらい)だったので「生産に小回りが効かない」(あるメーカー)という。中国では日本など世界からマスクの大量注文が来ているので、ラインをフル回転させて輸出を始めている。
 しかし、その大半は、国など「大規模な行政」に、次は全国規模の量販チェーンストアに、などで「吸収されて、なかなか末端の町なかの小売店までは降りてこない」という。待つしかないのか。  
 久喜市は、前回の新型インフルエンザの対応で、マスクを大量購入し、備蓄が16万枚あったので、医療機関や高齢者施設、などに計8万枚を配った。しかし、コロナが長引くと、肝心の久喜市の窓口対応の職員や、保健センター、学校などで行き渡らなくなる恐れがある。どんどんは配れない。
 ところで私たちは議会前からコロナ対策を重視して、代表質問や一般質問で取り上げ、市に対しては、要望書を渡すなどしてきた。久喜市議会としてもコロナ対策で「議会の質問を取り下げて中止」したり、「会期を縮小したり」などの判断はせず、市行政には、しっかり予防対策を講じたうえで、行政としても、議会としても市民の命、健康を守るための議会開催を重視してきたように思う。(質問を止めたりした議会も、それなりの決断だったと想像はするが)
 私も2月の一般質問の中で「いまはパンデミックの前の状態かもしれない」と言った。PCR検査を保険適用させるよう国に急ぎ要請することも求めた。(答弁は、まずは予防を、などと言ったので「段階論を言ってる場合でない。すべてを急いでやるように」と強調した。

 国も国民から言われてようやく、検査を保険適用(収載)すると表明したが、まだ都道府県でのルールができていないので、保健所などでは「従来のまま(3月19日現在)」である。
 国・厚労省はPCR検査が「延べで3万3千件やった。」というが韓国などとは「けた違い」である。厚労省職員の言葉では、検査で大量に陽性患者が出たら、入院させるだけのベッド(体制の整った)が無いので、「医療崩壊」になる。(人工呼吸器も国内で3500くらいしかないと聞いたが本当なら、少なすぎる!)
 つまりこれまで医師・看護師・病院そのものを減らしてきた責任が問われることになるので、あまり検査はしたくない、のが本音だという。
 (イタリアが医師・看護師が足りなくて「医療崩壊」したというが、人口10万人当たりの医師・.看護師数は平均では、日本よりも多い)

 しかし、そんなことを言っている場合ではない! 「減圧室」を病院の駐車場に急きょ自前で設置した医療機関も出てきている。アメリカなどでは、病室が足りないので、とトレーラーハウスを大量にレンタルしていることが報道されている。人間やる気にさえなれば、いろんなことができる。「想定を超えた」というのは「想像力が足りない」だけである!

 長くなるので今回はこの程度にしたいが、今、学校での対応を柔軟にし、安全対策を取ったうえで、国の言うような「一律の行動規制」はしない、学校の再開も視野に入れる、という主張が出ている。これはこれでもっともだと思うが「ちょっと待って!」埼玉県(久喜市も)はほとんど検査をしていないから陽性が少ない、のであって、安全宣言は、決してできない。と思う。

 次回は「コロナで落ち込む経済回復には消費税をゼロに、しかない」と「残念だが、オリンピック・パラリンピックは2年後に延期を」など。     杉野 記

 

2020.03.20 18:23:22

テーマ:杉野 おさむ かけあし日記/ コメント(0)/

この記事にコメントする

お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
パスワード

ページの先頭へ▲