５月２３日（土）今日で４月２１日から毎日続けてきたスタンディングを終了します。
途中4日間雨で中止がありましたが、32日間協力していただいた方、手を振っていただいた方、声を掛けてくださった方、ありがとうございました。

　「自粛要請は補償と一体で」は十分な体制になったわけではありません。
10万円の一回だけの給付では救われない人はたくさんいます。売り上げが減少した個人事業主・小中事業者に給付される「持続化給付金」は申請できない人がたくさんいます。家賃が支払えない人もたくさんいます。アルバイトが出来ず仕送りもなく、生活が出来ない学生、退学を迫られている学生がたくさんいます。仕事が全く出来ずにどうすることもできないアーティストの方がいます。本当にどうにかすぐに次の算段をしていただきたい。

　そのようななか、国会で無理矢理採決をしようとした、「検察庁法改正法案」は黒川氏の辞任をめぐって更なる重大問題となりました。
　つい前日まで必要性を言っていたその口から、「法案を作った当時から状況が違ってきた」と言い、今議会の採決を見送る理由としました。

　黒川検事長の定年延長を決めた閣議決定について安倍首相は「適正で脱法的な物でなく、撤回する必要はない」としています。とんでもありません。無理矢理解釈を変えたから、以前の国会答弁という証拠が出てきたら、森法務大臣の答弁がしどろもどろになってしまった。つじつまが合わなくなってきてしまった。

　さらに定年延長は「法務省から言い出したことで、私は了承しただけだ」とも言い出した。さらに黒川氏の処分が甘いとの批判には、「検事総長が決めた、私ではない」とも言い出した。どこまで自分がかわいい、責任のがれのこの国のトップなのだろう。子ども達の教育の為にも、安倍首相には早くやめていただきたい。

　このような人物をトップに据えている自民党の方、公明党の方、これでよろしいのでしょうか？私には疑問でなりませんが・・・・

　　　　　　　　　　　　　　　　ワタナベ