<<前のページ|1137|1136|1135|1134|1133|1132|1131|1130|1129|1126|1125|次のページ>>
農業集落排水 → 公共下水道へ接続 2021年4月1日から 北中曽根農集
汚水処理 下水道処理施設
農業集落排水→公共下水道へ接続 県内初
久喜市の下水道処理は、公共下水道、農業集落排水(農集)、合併浄化槽と3つの手法で処理されています。農集は旧久喜市と菖蒲地域で18箇所の処理施設があります。
国や県では、施設の老朽化と人口減少が進む中、農集を公共下水道に接続する方向性を示し、久喜市でも取り組んで来ました。今回、公共下水道管が敷設してある一番近い農集施設「北中曽根地区 1998年供用開始、241件752人」を2021年度(令和3)に接続することになりました。接続にかかる工事費用は3432万円です。
各家庭の使用料は大幅な値下げに
新たな接続料はかかりません。使用料は、人数から水道の使用料に応じて徴収されます。使用料が農集と比較してどうなるのか、表をご参照ください。
下水道使用料 参考事例
人数 | 水道 使用量 | 下水道使用料 | |
農集 | 公共 | ||
2人 | 36㎥ | 6,424円 | 3,344円 |
3人 | 46㎥ | 7,436円 | 4,334円 |
2021年度から、農業集落排水事業の会計処理を、公営企業会計に移行することも明らかになりました。自らの経営・資産等を正確に把握するためとしています。
これまで、公営企業に移行すると、経営の「赤字」を理由に「使用料の値上げが必要」と迫られることがあります。
そもそも、下水道整備は、環境整備事業でインフラ整備です。公共事業として位置づけ全体の税金で対応すべきものです。今後も注視していきます。
テーマ:議会の動き・久喜市のホットニュース/ /