<<前のページ|1231|1230|1229|1228|1227|1226|1225|1224|1223|1222|1221|次のページ>>
新庁舎建設中止し現庁舎は活用へ 代表質問で明らかに
11億円かけて耐震化した現在の庁舎
2022.02.06 日曜日に梅田市長の所信表明に対する代表質問が行われました。
注目されたのは、本庁舎建て替えについて、「柔軟な見直しをする」と表明した中身についての市長の答弁でした。各会派から質問が出され、日本共産党久喜市議団からは、前回の市長選挙の時、大規模給食センター見直しを公約に掲げながら、結果的には、そのまま実施し公約違反ととれる対応であった。曖昧な答弁はゆるされない。と迫りました。
答弁では、「市民を混乱させるのは私の本意ではない、現在の本庁舎は活用する形で、複合施設建設を進めたい」と軌道修正する内容となりました。
これは、新庁舎建設計画に対して「無駄使いだ、建替はやめるべき」との市民の声におされた結果と言えます。
日本共産党久喜市議団は、令和3年に発表された度昨年個別施設計画が発表されて11億円かけて耐震化したばかりの庁舎を取り壊し、85億円もかけて新しくするとする新庁舎建設は、税金の無駄使いではないか。問題があると市民に、投げかけて来ました。
議員団が実施した「市民アンケート」では、圧倒的な方が、「反対」だとの声をあげました。
このような市民の声の高まりに、市長選挙を前に撤回をせざるを得なくなったと言えます。
今回の見直しは、市民の声を聞かず強引に計画立案し、実行しようと進めた来た梅田市長の姿勢に対して「ノー」の声をあげた市民の道理ある声が、市長を動かしたものではないでしょうか。公共施設個別施設計画そのものを、一旦白紙に戻し、一つひとつの施設について市民の声を真摯に聞き取り、合意と納得の基にすすめるべきです。
日本共産党久喜市議団は、引き続き、市民に寄り添い全力をつくします。
テーマ:議会の動き・久喜市のホットニュース/ /