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県議会に注目が「埼玉県虐待防止条例改正案」自民党・公明党の提案に驚きの声
県議会では自民党県議団が「埼玉県虐待防止条例改正案」を提案し、自民党と公明党の賛成多数で委員会を通過させました。この内容は、じつに驚くべきもので、テレビ朝日の報道ステーションでも報道されるなど、いま全国的に驚きと怒りの声が急速に広がっています。
自民党改正案は、「児童を現に擁護する者は、当該児童を住居その他の場所に残したまま外出することその他の放置をしてはならない」「県民は、虐待を受けた児童等を発見した場合は、すみやかに通告または通報をしなければならない」としています。
委員会で日本共産党県議団による質疑を通じて明らかになったことは、「自宅に子どもを残して回覧板を届けたり、ゴミ出しをする」ことも条例違反になり、「高校生の子どもに子どもを預ける」ことも条例違反、「子どもだけで公園で遊ばせる」ことも条例違反、「子どもにお使いを頼む」ことも違反となります。子どもだけで登下校する」ことも「虐待」であり条例違反となります。
しかもさらにひどいのは、そうした「違反行為」に対して県民に通報義務を課しています。社会全体で子どもたちを育てるのでなく、相互に監視しあう異常な社会になります。この改正案では、擁護者を追い詰め、近隣への疑心暗鬼をつくりだし、むしろ虐待を助長しかねない恐れがでてきます。
本会議採決は10月13日 問題あり 反対の声を上げ否決に!
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