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液状化は何故起こった 防ぐ対策はどんな方法が 南栗橋再液状化防止対策
2012年12月23日 栗橋文化会館(イリス)において、南栗橋液状化した地域の、再液状化防止対策検討を検討している 久喜市液状化対策検討委員会の中間報告会が開かれました。
会場には、実際被災に合われた方を中心に150人近い方が集まりました。
冒頭、 田中 暄二久喜市長から挨拶があり、いまだ復興に至っていない南栗橋地域を一日も早く復興させたいとの思いから国などに働きかけ、国の復興交付金を受ける地域に指定され、この間取り組みを進めて来た。この事業をすすめるのには、3000平米以上 10世帯で2/3の賛成が必要。今日は理解を深める機会になればと挨拶がありました。
その後検討委員会で委員をされている、会長 坂本功様 (東京大学名誉教授)を始め6名の方から、報告がありました。 (各委員のお名前は久喜市のホームページをご覧ください。)
内容は、南栗橋地区はなぜ液状化したのか、再液状化はするのか、防止対策の範囲は、その有効な手法は、実施に向けた課題は など6名の先生方から、約1時間30分と短時間ではありましたが、熱心な説明をしていただきました。
説明をうけた市民の方からは、
問 この対策は、最近発表された、地震の規模を折り込んでいるのか。
答 県の基準を基に考えている。
問 既に再液状化防止策を講じているが、今回の事業を実施する際には、改めて負担する必要があるのか。
答 負担していただくことになる。ただ国でも民地の部分についての支援策を検討していると聞き及んでおり、不透明な部分もある。今のところは負担していただくという答えになる。
問 液状化した原因が、区画整理による権現堂からの砂を入れたことが要因であれば市にも責任があるのではないのか。
答 区画整理を実施した時点では、液状化防止対策に対する認識がなかったと思う。砂など盛り土として使用することが問題だあったとは言えない。
などいろんな意見が出されました。
今後再液状化防止策を実施して行く上で、市と市民のあいだのコミニケーションを密にしていくことが不可欠です。今回の報告会は中間報告でした。
今後、スポーツ広場での、水抜きの実験なども実施されます。多くの人が疑問点など、声を上げていくことも大切です。
わたしは、11月議会で、南栗橋復興に向けた市の取り組みについて質問をしました。久喜市は、被災をうけた市民の方が、一日も早く元の生活に戻れるようにする道義的な責任はある。再液状化防止に伴う財政的負担も、公的資金を考えるべきと質問しました。
南栗橋地域が、震災前のように、是非南栗橋にいらしてくださいと、一日も早くアピールできるよう、復興に向けがんばっていきたいと思います。
ご意見などお寄せください。
石田としはる 記
http://www.city.kuki.lg.jp/section/toshikeikaku/ekijoka/kentoiinkai.html → 久喜市のホームページへ
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