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新年にあたって
新年 今年は穏やかな正月を迎えました。めずらしく暮れと正月は我が家で過ごしました。これだけでいい正月を迎えられたような気がします。昨年の暮れには一昨年と同様、やはり派遣切りで正月を迎えられないと駆け込んできた人がいました。緊急に生活保護を受理してもらいました。職場はなくなりましたが、住いを何とか追い出されることなく、正月を越せたのは不幸中の幸いでしょうか。
でもなんとも正規雇用が当たり前ではない日本の最近の労働事情は暗澹たるものです。若きも老いもこれでは将来への展望など描けるものではありません。
不況ばかりではない、日本の経済の構造的な矛盾と資本主義社会の根本的な在りかたが問われていくでしょう。本来人間らしく生きるために働き、安心した暮らしを望み、ごく平凡な毎日がなぜ当たり前にならないのか。今年もこつこつと考えていくことが続きそうです。
木村 とものり
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