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はやくテレビが見られるようにして!
電波障害の原因とされたクレーン
現在、鷲宮地域の桜田2丁目でマンションの建設が進んでいる。200世帯を超える大きなマンションだ。
ここで環境問題が起こっている。「電波障害」である。現場から北の方角の「東大輪」の地域の数十世帯でクレーンが動く時にテレビ画面が「真っ暗になる」障害になる。
住民は行政区長とともに現場の建設会社に苦情を申し立てた。市の環境担当にも連絡した。この間、4ヶ月間の時間が経過した。住民がが頑張った結果、ようやく業者サイドが「説明会」を開くことになった。4月4日現地事務所には住民が詰め掛けていた。みんな怒っている。
そういう表情である。それも当然である。このマンションで3棟目だが、1棟目から障害が出ていて苦情を伝えてきたのに「無しのつぶてだ」という。
当日の発言で「障害の実態」すら正確に把握していなかったことも判明した。 参加者からの指摘もあったが、建設省の要綱には電波障害も含め、建設工事の際の「公衆災害」に関し、防止対策を講じることは事業者の義務と明記されている。 やるべきことをやっていなっかた。行政も大きな責任がある。
環境問題の取り組みが進んだ自治体にはこの種の「中高層建築物による電波障害防止に関する条例・要綱」が制定されている。いや、進んでいるかどうかもあるが、こうした開発に伴うルールを決めておいたほうが後々自治体にとっても住民にとっても、何かとスムーズに解決するのである。
次の議会には関係住民と相談の上で提案に持っていくことが私にも求められている。 いずれにしても、「建築前、建築中、完成後」の各段階での防止策を事業者側が責任を持って講じる必要がある。それは説明会での多くの住民が念を押していた。
今後は事業者と市のスピーディな動きが問われている。
杉野おさむ 記
テーマ:杉野 おさむ かけあし日記/ コメント(0)/
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