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年金2.5%の削減中止を求める意見書をめぐり本会議で質疑! 年金制度など熱い議論
議会最終日 年金2.5%削減中止を求める意見書で質疑
今日は、6月議会の最終日でした。今日の議会では、私たち日本共産党で提出した「年金2.5%の削減中止を求める意見書」に対する質問がありました。
◆「デフレ下のマクロ経済スライドの実施」で、なぜ若者を中心に年金離れが進むと考えるか。
◆持続可能な年金制度とするには、世代間の公平も考えなければならない。どのように考えるか。
◆「消えた年金」「年金の支え手である現役世代の減少」「高齢化により年金を受ける期間が延び ること」などに関して、提案者の見解を伺う。財源論についてまったく不透明な意見書である、 見解を求める。などの質疑がだされました。
私は、「これまで年金は5回削減されてきた。その中で納付率は下がり続けている、これが現状である。このような中でマクロ経済スライドが稼働すれば、納付率が上がるとは思えない。低賃金・非正規雇用・など働く者の政策が、若者の担税力を上げることが重要だ。」と答えました。
また、「財源論については、安定した仕事、雇用政策で年金が払えるようにまずすること、また、無駄をの一掃、軍事費や大型公共事業の削減、原発推進費など削減するべきだ。証券優遇税制、所得税、住民税、の大金持ちに対する優遇税制、法人税減税、研究開発減税、連結納税制度など大企業向け優遇税制を見直すなどすれば、財源は生み出せる。」とこたえました。
若者と高齢者、納入者と受給者、のように対峙させることはできないと思う。それをやったら、果てしなくこのまま年金が引き下がっていくことになる。国において最低保障年金制度を作り、少子化対策を本腰で進め、働く者の雇用と所得を増やすせいさくが何より先決である、と思います。国民的な国の予算に対する議論が必要ではないでしょうか。
記 渡辺まさよ
テーマ:議会の動き・久喜市のホットニュース/ コメント(0)/
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