安倍首相、「９条を改正し、自衛隊の存在と役割を明記していく、これが正しい姿だろう」と憲法９条改定を記者会見で明言しました。(１５日長崎国際テレビでの発言)

マスメディアが、選挙最終盤「自民党優勢」を伝える中での発言です。これは選挙が終われば「自民党の憲法改正方針が信任を得た」として改憲に向けた動きを進めるためと考えられます。

自民党の石破茂幹事長は、「現行憲法で集団的自衛権の行使は否定されると考えていない」とし、アメリカ軍と一緒に戦える国にすることを明らかにしています。

戦後、日本は武力紛争によって外国人を一人も殺すこともなく、自衛隊が一人も死なないで来ました。これは平和憲法９条があったからこそではないでしょうか。

日本が海外で戦争できる国にしていいのか、参議院選挙で問われています。

自衛隊が海外でアメリカ軍と一緒に武力を使用し、戦死者が出れば、自衛隊に入る若者は極端に減るでしょう。徴兵制も必要だとの声が聞こえて来そうです。

憲法９条は日本の宝、世界の宝です。今、アジア２３カ国で、アメリカとの軍事同盟が機能しているのは、日本と韓国だけです。東南アジア連合は「紛争を戦争にしない、もめごとは外交で解決する」というルールで、平和共同体を作っています。武力による解決を叫ぶのは、時代遅れの考え方です。

日本共産党はアメリカとの安保条約を解消し、日米友好条約を結びます。

皆さん、平和であってこそ家族のしあわせがあります。

日本共産党は党をつくって９１年間、命をかけて、反戦平和を貫いて来ました。 

この党を大きくすること、平和を守る力になります。

「比例は日本共産党　選挙区は伊藤岳に」！　

是非、考えてみてください。


　石田としはる　記