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残したい鷲宮の「自然と住民のやさしさ」
わしみやのはす
参議院選挙が終わった。しかし、低い投票率はどう考えればよいだろうか。そのことを念頭に置けば「自民公明の圧勝」ではなくなる。これですべてが国民から「白紙委任された」と思いあがるのは、やめて欲しい。ましてや、TPPは参加反対とポスターにまで宣言した政党が交渉を進めようとしている。
消費税の増税は自民、民主、公明の3党が決めたことだから安倍政権だけの問題ではないかもしれないが、判断は責任がある。物価が2~3%上がっていれば「景気上昇している」ことにされ、消費増税は「合法化」する。 しかし、インフレターゲットによる政策的なミニバブルを作ってはみたものの、実体経済が好転したわけではない。現に給料は依然として下がり続け、年金は10月から下げられる。そこへ消費増税ではGDPの7割を占める個人消費が抑えられることになり、内需拡大どころではなくなってしまう。 それでも自分たちの実入りさえ当座、確保できればよし、とするのだろうか。
わたしたちは、大多数の声を尊重する政治をめざしている。わたしも、原発再稼動、消費増税、TPP参加どれもが大多数の国民の利益を損なうものと考える。地方からも声を大にして叫んでいく。あきらめない。
写真は、鷲宮のハスである。選挙で忙しく、ことしは行田のハスを見ることができていない。 しかし、鷲宮のハスもまた、いいものである。 杉野 記
テーマ:杉野 おさむ かけあし日記/ コメント(0)/
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