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好評だった「平和のための戦争展」
戦争中の児童疎開のパネルを食い入るように見つめる参加者たち
多くの参加者で盛況だった「戦争展」
11月8日から菖蒲のアミーゴで始まった「平和のための戦争展」には連日多くの参加者が訪れ盛況です。会場では広島の原爆の被害の実相を伝えるパネルや戦争による県内の児童疎開の様子を伝える写真。また、県内の熊谷などの空襲の悲惨な状況のパネル写真。ヒロシマ原爆がわら、当時の教育勅語,修身の教科書の現物などが展示され、多くの参加者が食い入るように見ていました。連日100名以上の参加者です。
憲法9条改悪や集団的自衛権の見直し、最近では「秘密保護法」の緊迫した国会論議など、安倍政権によるまさに戦前へ歴史を逆回転させ、「戦争への道」をひた走る暴走を止めるための草の根の運動が必要です。その時期にあった催しとなりました。
また、9日、10日の土曜、日曜日には熊谷空襲などの戦争体験を伝える語り部や「はだしのゲン」や日本軍の中国侵略を伝える実写フイルムなどの上映も行われました。とくに語り部では特設会場がいっぱいになり、立ち見で聞き入る人であふれました。60人以上の人が熊谷で先生をしていた体験者の話に聞き入りました。「一面の火の海」「爆弾と焼夷弾の雨」「蔵さえ焼け落ちる」様子や学校で先生が散歩中に「お天んちゃん」といったとたん、次の日にはその先生が辞めさせられたなどの話がリアルに話されました。
このような「戦争パネル展」や戦争の悲惨な状況を聞いたり、見たりするごとに戦争の恐ろしさと「平和の大切さ」を実感します。
木村 とものり
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