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わしみや2題
どっこい、生きている
写真の野良猫とは、8年来の「つきあい」である。エサは一度もやったことはないが、どうも人のいうことが分かるらしい。話しかけると目を見て聞いてくれる。しかし、この猫君は足腰も悪く、歩くのもフラフラしているし、声はしゃがれていて「ネコなで声」は出せない。お世辞にも、かわいいと言えない。
わたしは失礼なことに、8年前、初めて出会ったとき「もうあまり長くはないだろう」と決めつけてしまった。
しかし、御覧の通り、しっかりしていて眼光も鋭い。 だれか心やさしい人が「地域猫」としてえさをやっているのだろう。この暑い夏を無事、しのぐことを祈っています。 杉野 記
ここには「たぬきの森」があった
写真は、鷲宮のとある開発予定地。 つい1週間前まで鬱蒼とした森であった。車で通りかかると、ときどき狸が飛び出してきたものだ。誰かが「餌付け」でもしていたようで痩せてはいなかった。イタチやテンのような小動物も何度も見かけたことがある。
そこがいよいよ、開発だ。ユンボは、無情に木々をなぎ倒していく。
民有地でもあり、如何ともしがたいが、こうやって鷲宮の自然がなくなっていく。跡には建売の住宅地が出現することになるのだろう。そして、雨水の排水が悪ければ、またもや道路冠水の「候補地」になるかもしれない。鷲宮地区が人口増としても、決してもろ手を挙げて喜ぶことはできないのである。 杉野 記
テーマ:杉野 おさむ かけあし日記/ コメント(0)/
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