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平均じゃ駄目、誤差を考えろ 原発再稼働はありえない

日弁連人権擁護大会プレシンポジウム
 彩の国から考える 原発のない未来へ

  
今、日本で起きている原発に関わる問題の最前線で活動されている方々のお話を聞かせていただきました。
お話しをしていただいた方は、福井県の大飯原発3・4号機運転差し止め請求事件の弁護団の一員に加わって活動されていた内山成樹様をはじめ、自らも福島原発で被災に合わせた現地に赴き活動された辻内琢也様、経済的分野から見て、原発はただちになくすべきと提言されている大島堅一様など。
どの方のお話も、科学的で現実と未来を見すえ、現実の厳しさとともに、未来への希望も語っていただきました。

特に感じたことは、原発を稼働させることによって出る「使用済み核燃料」は何十万年も保存しなければならない。原発を稼働し続けても、何十万年も稼働させることはできない。ならば、私達は後世の世代に「かくのごみ」のみを残すことになる。

また、今の日本列島は激動しているときと言える、何万年もの地球の歴史を振り返ればどれほどの地震があったのか、知ることはできない。たかが1000年の歴史をもって、「これで安心」ということは言い切れない。1000年の歴史の平均値をもって、「安全」を証明するなど考えられない。

川内原発の再稼働をすすめようとしている今、私達に何ができるか。
声をあげること。福島原発の被害者にもっとよりそい支援すること。なすべきことは多い。

石田としはる 記















2014.09.27 21:23:33

テーマ:戦争法案・原発・消費税増税・TPP / コメント(0)/

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