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石巻に行ってきました


 少し報告が遅くなりましたが、8月の夏休みに、夫が3年続けている石巻へのボランテイアへ行ってきました。1日目は石巻の旭化成仮設住宅で餃子を500個つくりました。たくさんの子どもたちが参加してくれました。
 朝8時頃こちらを出発して、現地についたのは、買い物も途中でして、3時ごろ。
夫はもう何度も(9回目ぐらい?)言っているので、仮設に押すまいの方たちは、「またきてくれたー、こんにちはー。」みたいに集まってくれます。自治会組織ができているので、予定は事前に知らせているし、チラシも送って、配布していただいているので、待っていてくれる方もいます。
 みんなでできた餃子を食べて、残りを配ったり持ち帰ってもらい、たくさんしゃべりました。

 次の日は石巻の市内、海岸の様子をみに行きました。2年前に伺ったときとかわったことは、臭いがなくなっていたことです。魚の腐った生臭い臭いはありませんでした。写真の場所は海岸横なのですが、すっかりきれいになり、案内のアナウンスも聞けるようになっていました。復興のわかめなどの販売をしていた方などは、お店(仮設の)がありませんでした。
 ただ、沿岸、車が積み上がっていたところはそれがなくなっただけ、いちめん、さら地、そのままです。これから、まだ、これから・・・・・という現状でした。

 街のなかは、復興がされて、お店を再開しているところ、こわれたままのところ、片付けられて、そのままのところ、が入り乱れていました。海岸、街中から、かなり離れたところに、復興住宅の広大な予定地がありました。まだ、土地をならしている状態でした。仮設の方に聞いたのですが、そこに家を建てられる人は抽選に当たった人だけだそうです。
 仮設に最後まで残った方たちは、いったいどうなるのか。・・・・・

その後、仮設の夏まつりでした。水ヨーヨーと花火で参加しました。雨がパラパラと心配でしたが、たくさんの花火を持ち帰ることはしたくなかった、その願いが通じたのか、始める少し前に雨がやみ、みなさんとにぎやかに花火ができました。

 3日目は白玉ぜんざいを作り、子どもたちとゼリーもつくり、お昼頃石巻をあとにしました。
仮設の方たちは、同じ地域で集まっているわけではないので、交流、コミニュティがなかなかとれないのです。子どもたちも同じで、小学校が違うので、仮設では子どもが遊んでいないそうです。でも、ここの仮設は、何度も足を運んで、みなさんにきていただいているせいか、つながりがもてているように感じます。(もちろんそれだけではないですが・・・)

 「私たちが行かなくなる日が、復興に1段落がつく時だね。」と言いながら、複雑な気持ちで帰ってきました。早くみなさんがまともに暮らせるようにと願ってやみません。
 お世話になった旭化成仮設のみなさん、ありがとうございました。いつまでも、手を振ってくださったみなさんの暖かい気持ちは、忘れられません。また、おじゃまします。

                 記  渡辺 まさよ

2014.10.08 00:54:46

テーマ:渡辺 まさよ あったか日記/ コメント(0)/

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