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春日市の病児保育視察
福祉健康委員会では、1月20日~22日行政視察へ行ってきました。
その中の、春日市の病児保育について報告です。
春日市では、この事業の実施については、医師会に相談をし、募集をかけて、平成15年から駅に近い小児科で委託として運営しています。委託料は737万4千円で、国の安心こども基金が、間接的に県から503万4千円入って来ています。
実際には、3部屋で、こども2人に保育士1人を配置しています。小児科医は、常駐ではないが、併設のため随時対応が可能です。
平日は8時半~5時半、土曜日は8時半~12時半の預かりで、生活保護・市民税非課税世帯は無料、その他は2千円です。前日までに予約して、医師会と作った「医師連絡表(無料)」を提出すれば預けられます。
写真の病児施設は、整備費約1500万円で、建てられたものです。補助は、674万円(国、県、市が1/3負担)のみで、残りは医院が自己負担したそうです。そして、経営は医院の持ち出しもあり、なかなか難しいようです。
保護者からは、時間の延長の要望があったようですが、別の医療法人が同事業に準じた事業を実施したことによって、フォローされ、市としては、この医療法人に、120万円の補助を単独でしているとのことでした。
久喜市でも、27年度中に、土屋小児科さんにお願いをして、病児保育がやっとできます。これは、国の制度改正があって進められることになったものです。ただ、中身はまだぜんぜんわかりません。規模・場所・負担・などわかり次第、また報告したいと思います。
以前、高松市でも病児・病後児保育の視察をしましたが、関西、九州、四国方面のほうが、子育て支援はかなり進んでいるとつくづく感じました。久喜市の体制も良いものになるようにしなければなりません。がんばろう。
記 渡辺まさよ
テーマ:渡辺 まさよ あったか日記/ コメント(0)/
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