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庶民の願いは平和

自治会「七夕祭り」

7月4日、5日の2日間、駅前通り自治会では、恒例の七夕祭りを行いました。4日は「ふるさと学級」のみなさん、自治会幹事で七夕飾りを作成しました。子どもたちも参加していろんな飾りを次から次へと作りました。いやー疲れました。みなさんほんとうにご苦労様でした。
 5日は、長い大竹に飾りをつけていく作業。やはり、大変だったのは、長く重い大竹を立ち上げて固定する作業でした。みんなで一緒に5本の飾り竹を立てました。その全景をお見せできないのが残念です。そして、「焼きそば、フランクフルト、カレーライス、」をそれぞれ.200食づつ分担して調理。すべて100円です。自治会員もこれを楽しみにしている方も多く、昼前から家族連れでどんどんやってきました。
 私は「ひも風船」のプレゼントと、笹につける願い事の短冊をみなさんに書いていただく係りでした。 さて、みなさんの願い事は・・・

願い事を短冊に
 子どもたちの書いた願いは「○○で1番になりますように」とか「テストができますように」「サッカーがうまくなりますように」が多かったが、「平和だから七夕祭りができる」と書いた児童もいました。


砂川事件と砂川裁判
 いわゆる戦争法案を正当化するために自民党の高村氏が砂川判決をたびたび引用している。自民・公明が強行しながらも、多くの国民から、「これでは戦争になる。憲法違反だ」と言われ、焦ったのだろう。高村氏の言い分は「砂川判決で、集団的自衛権行使は認められている」というもの。

 しかし、少しでも砂川事件、伊達判決、最高裁判決の流れや内容を知っている者にとっては、「絶対にゆるせないこと」である。裁判で問われたのは、米軍施設に数メートル立ち入った7名の学生、労働者が刑事罰にあたるかどうか、米軍基地の存在は憲法9条が禁ずる戦力かどうか、であった。伊達判決は、米軍基地が憲法9条に違反する軍事力である、被告は無罪。と明快だった。地裁は当時の日本の良識を示した。
 
 当時のアメリカ・マッカーサー大使(元帥の甥)は、それをつぶそうとした。彼は、当時の田中最高裁長官や、藤山愛一郎外務大臣などの岸政権幹部を何度も何度も帝国ホテルに呼び出して指示を出した。内容は「高裁に上告せず、最高裁に跳躍して上告、長官は伊達判決をひっくり返せ。」というものだった。このような「日本を目下の部下」としか見ないアメリカの態度は今も変わっていない。日本の行政も司法もアメリカの命令でどうにでもなると思っている。
 最高裁は、アメリカ言いなりに動いて異例の速さで判決を下した。経過は今回は端折るが、とにかく、アメリカ言いなりの砂川判決ですら、日本が攻撃されていないのに、海外にまで軍隊を派兵するなどということは、容認していない。集団的自衛権は想定すらしていない。認めたのは、個別的自衛権だけである。
 私は、この判決を持ち出す自民・公明の政権の無神経さと、国民をばかにする態度に腹の底から怒っている。  杉野 記

2015.07.08 12:40:44

テーマ:杉野 おさむ かけあし日記/ コメント(0)/

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