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済生会栗橋病院あり方検討委員会開催 傍聴して来ました
加須市への移転は白紙撤回すべきとの声が高まる中、7月1日済生会栗橋病院自ら立ち上げた「済生会栗橋病院あり方検討委員会」の第一回目の会議が、8月9日19時から栗橋病院内で開催されました。
委員には、済生会、久喜市、加須市、医師会、県社会福祉協議会、10名で構成され、中立的立場の方が望ましいとの意見が、久喜市から出されましたが、互選により委員長には、埼玉県済生会常務理事の鈴木享氏が、副委員長には、済生会栗橋病院院長の遠藤康弘氏が選出されました。
検討内容として
現状分析 施設整備のあり方(2回) 医療機器の整備(2回) 利根医療圏のあり方や地域医療・課題の整理 栗橋病院のあり方 まとめ 約8回を予定
第一回目の議題として、済生会栗橋病院の経過と現状報告が資料として(75頁)出され説明されました。
報告内容は、病床数や来院患者さんの割合、医師数の変化、将来の患者さんの予測、済生会栗橋病院の修繕費用、済生会栗橋病院のこれまでの経過が報告されました。
遠藤院長からの発言もあり、院長は病院が存続する3つのキーワードを上げ
① 住民のニーズはあるか。栗橋地域には強い住民のニーズがあった
② 医療のノウハウ
③ 人材があるか 医師の確保
今、JAが運営していた久喜総合病院が、新久喜総合病院に譲渡され、「風穴が空いている活動になっている」75人の医師を目指してきたができなかった。今後、人材の確保が難しくなっていると話されました。
委員会は、毎月1回開催を基本に平成29年3月31日まで。
加須市の委員から「もっと早く結論を出すことはできないか」との意見も出されました。
検討内容は、設置目的とされていた、病院の機能、規模、施設整備など基本的な方針を検討する。取りまとめられた「答申」は、済生会埼玉県支部の理事会に「議案」として出され承認され、最終的には中央本部で承認される。理事会は年3回。3、5、11月に開催予定。
「あり方」の議事録や開催予定は、今後ホームページにてお知らせするとのことです。
石田としはる 記
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