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危機管理の答えは「あべ退場」
[危機管理学部」と日大、加計、首相
写真は、日大の危機管理学部である。日大の「売り」の学部と言われている。この間、日大といえば、アメフットの悪質タックルが問題になり、その重大さを理解していない大学側の認識が国民と大きくずれていたことが、国民の大ヒンシュクをかってしまった。しかも、会見での答弁も国会での安倍首相をはじめとする大臣、またそれをかばうことに腐心する官僚たちの答弁と、あまりにも似ているために社会全体からの怒りまでかった。「似ている」というのは「ひどさ」が同じという意味だ。
ところで、調べると「危機管理学部」が日大以外には、我が国に2校しかないことが分かった。千葉科学大学、倉敷芸術科学大学である。ご存知の方も多いと思うが、千葉も倉敷もやはり、加計学園である。「さもありなん」ではないか。
こちらも調べると、2校とも「土地は無償譲渡」で「補助金が80億円」ということも、なぜか共通している。
そして、日大の危機管理学部の記念式典には、国松孝次元警察庁長官や野田健元警視総監、亀井静香氏などが来賓としてきている。そして、「危機管理学会」(JSSC)の名誉会長は、なんと、安倍首相である。ますますきな臭くなってくる。
国民が知りたいと願うことを、隠し、改ざんし、破棄するような、人たちである。私などは、アメフット暴力事件で、大学の責任者が謝りもしない、「こんな人たちに日本の危機管理を任せて良いのか」と思ってしまう。自身の危機管理すらできていないではないか。
ちなみに、「学会」といっても役員に名を連ねているのは警察と自衛隊のОBばかり。学会の副理事長には、古市達郎氏という公安調査庁の出身者が着任している。
いま世界が平和に向けてのロードマップを探っているときに、話し合いを拒否し、圧力一辺倒の外交しか描けない安倍政権には「退場」の二文字しかない。国民の危機管理を考えると、結論は「これしかない。」
杉野 記
テーマ:杉野 おさむ かけあし日記/ コメント(0)/
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