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戦争の体験を聞く会


 シベリアへの抑留から無事帰国して

  毎年8月、戦争体験者から、戦争の悲惨さと平和の大切さを学ぼうと戦争体験談を聞く会を開いています。
 8月5日今年はMさん(89歳)から、満州義勇団に16歳で参加し、満州で8年後初年兵で敗戦を迎え、シベリアへ抑留された話を聞きました。戦争は殺し合いであり、人間性が失われていくこと。抑留により食べ物がなく、重労働の中、生きることだけを考えながらいたこと。農家としての経験、なんでも食べることが生き抜くことにつながった、ことなどを話しました。
 満州やシベリアは表土が凍り,荒野の中、なんで日本が戦争で侵略しなければならないのか疑問になったといいます。松の実や野草なども食べ、飢えをしのぐため必死に耐えたその青春の苦労を参加者は真剣に聞きいっていました。
 それにしても、戦争で人間性が失われ、その犠牲の中で尊い命が奪われたことで、平和の大切さと憲法9条を守ることの必要さを改めて学びました。
                      木村とものり


  
 





2012.08.05 19:49:54

テーマ:木村とものり ふれあい日記/ コメント(0)/

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