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紙一重 濁流越水まで59センチ 利根川浸水救われた要因は 渡良瀬遊水地95%に 

2019年10月19日 台風19号は、これまでの経験からは語れない「凄い」ものであった。1時間に1メートルずつ水位があがっていく。こんな急激に・・最高時9m61Cm、堤防の高さ10m20Cmぐらいとも聞く。あと59Cmしかない。・・・浸水にいたらなくて本当によかった。
下の写真は北川辺にある道の駅から、渡良瀬遊水地を見た時の写真
今から、1週間前は、この地は水面が広がっていた。前に見える樹木も水面下だったとのこと。

栗橋地域では静かごぜんまつりがあり、祭りには毎年、利根川上流河川事務所の所長様がいらして挨拶をいただく。台風19号のあとだけに、どんなお話をされるのか注目して聞いた。
印象に残ったのは、今度の台風では「渡良瀬遊水地」に救われた。満水時の95%に達した。利根川から渡良瀬遊水地に「逆流」して流れ込んでいた様子が見てとれた。我々の先輩方が取組んで来ていただいた結果です。と感謝の気持ちを込めてお話いただいた。

一週間たっても、今回の台風に対する多くの皆さんの思いは、まだ強烈なものがある。「避難されましたか」と問いかけると、堰を切ったように、避難時のことが話されて来る。
「栗橋北彩高校」が避難場所として当初開かなかったこと。防災無線がまったくと言っていいほど聞こえなかったこと。共通している。

できるだけ早い機会にアンケートをお願いしたいと思っています。
その際には、ご協力をよろしくお願いします。

 久喜市の対応についての意見のみでなく、近い将来、再び必ず来る台風に備えて、今回の経験から、我々が悟らなければならないこと、台風ごときに負けてはならない備えを一刻も早く作り上げるために、今、持ち得ている手段を総動員して「備え」を、共につくりあげなくてはならない。

 来年に備えて準備しましょうと言ったら、多くの方が「まだ今年来るかもしれない」とのこと。 地球温暖化は、若い人の将来のことではない、われわれ自身の、今ある命を守れるかどうかである。

避難所は、災害にあった人が非難する場所なのだろうか。
いやそれは違う、人的被害など一人も出さないよう避難する場所でなければならない。はたして、すべての対応がそうなっていただろうか。 と 私は、私に、今問いかけている。

過去の水害の経験も、もちろん生かし、その上に最近の温暖化による気象の変化の激しさも受け止めながら、対策を練りましょう。

ご意見お待ちしています。

石田としはる 記







 








2019.10.19 18:45:50

テーマ:石田としはる よりそい日記/ コメント(0)/

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