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戦争は暗い顔で近づいてこない 12月8日太平洋戦争開始から80年目を迎えて思うこと

私は、人間です。そして人は言葉を通して話し合えば、理解し合えると信じています。デジタル化が進み、言葉が通じなくても、お互いの気持ち翻訳し、知り合える時代になって来ました。
 
 お互いの思いを知り合い、語り合えば、宗教の違いや、その国の政治体制の違いがあっても、人間と人間が、徹底して話し合えば、殺し合う戦争にまではならないと思っています。

 日本が太平洋戦争を開始して80年を迎えました。私は、この戦争が終わってから生まれました。不思議でした、こんな無謀な戦争がなぜ起こってしまったのか。しまうのか。反対した人はいなかったのかと・・・・

  反対した人はいました。日本共産党です。弾圧を受けても 戦争反対を訴え続けました。
  しかし、くい止めることはできなかった。 国民から孤立させるために、「非国民」とのレ ッテルも貼られ、刑務所に入れられ 共産党は「怖い」政党として宣伝が徹底されました。

 考えてみれば、日本共産党こそ、家族を愛し 日本を大切に思っていたからこそ、この戦争はまちがっている。戦争してはならない と 弾圧で命を奪われることがあっても叫び続けたと言えます。日本の歴史から見れば、称賛に値するのではないでしょうか。   

 戦争が終わって、日本は二度と戦争はしない。憲法全文に書かれました。それは、戦争によって310万人の日本人、2000万人を超すアジアの人々が犠牲になり、その反省の上にたって書かれたのです。
 だからこそ、もう二度と戦争など日本はしない。平和な国として、戦争の火種がおきそうになったら、真っ先に消しにいく国になったと、思っていました。

しかし、今、日本の政治動向を見ると、憲法を変えることに賛成だ。との声が広がっています。

その勢力は、「戦争できるようにしたいと考えています。」とは一言も語りません。

北朝鮮のミサイル発射を連日報道し、いかに日本が危険な状況にあるかを「これでもか」と報道し、そして出てきたのか「敵基地攻撃能力」の保有です。 

    相手よりも 先に攻撃して 日本国民を守る 専守防衛?

 日本が襲われる危険があれば、仲間とともに戦うのは当然だ (安倍元首相) 
 そうだ、そうだ。負けるな。 北朝鮮や中国になめられてたまるか。みたいな・・流れです。

 そして、今の憲法は、日本が襲われようとしているのに、「防衛」することができない。現実に合わない。国民的議論が必要だ・・・ というものです。

 憲法をかえるべき と する国会議員が 2/3を超えました 衆議院では。 
岸田総理も、いま議論をする時が来た・・・ 前のめり

 躍進した「維新」は、来年の参議院選挙では、国民投票すべき。議論すらしない野党は無責任だ。やりたくない議員にかまうことはない。 自民党より前のめりです。

 太平洋戦争開戦の今日、あらためて 戦争の悲惨さを心にきざみ。
平和憲法9条は、なんとしても 守らなければならない。 平和を願う人はともに手をつないで声をあげましょう。 と呼びかけたい。 

 石田としはる

 いさましい顔をして 近づいてくるのが 戦争できる国にしたい人達ではないか・・

2021.12.08 18:22:55

テーマ:石田としはる よりそい日記/ /

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