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防災倉庫の視察、強化堤防について、国土交通省利根川河川事務所視察

20174月26日(水)総務財政市民常任委員会視察をしました。

  
1、      国土交通省の機関である利根川上流河川事務所で強化堤防の内容と現状さらに河川事務所の現在の取り組み内容、カスリーン台風のあらましも含め説明がありました。以下とりまとめです。

   すでに強化堤防の買収も87%進み、完成は平成35年を目途にしている。今後の地権者との協議、予算の関係で予定通り進むかは、なかなか難しい面もある。

   栗橋のJRのくぐりのアンダーパスは残すのかとの質問ではその予定と返答。堤防の高さのことも質問あり。

   河川の氾濫の要因は、越水、浸透、浸食である。現在河川事務所では、強化したところの点検作業をしている。堤防にミミズがでて、それを野ねずみや狐が取り、堤防の堤に狐が巣をつくり、それを駆除するための努力などもしている。

   減災対策協議会を平成28年度に立ち上げ、大規模水害に対しての「逃げ遅れゼロ」「社会経済被害の最小化」を目標とした取り組み方針をまとめた、との説明がありました。
 いざと言うときの災害対策マニアルは、ほとんどが災害が起こった後の処置であり、これからは、いかに被害を少なく、身を守るにはどうすればいいのかをしっかりと考えた減災対策が大変重要であると、私も常々思っていたところである。

   久喜市と河川事務所では、洪水がおこった時点からのタイムラインを作り取り組みを進めている。

   群馬大学のカタダ先生の指導を聞いて広域避難所等も考え学習を進めているとのこと。

  河川事務所の課長の話は、わかりやすくよかったです。

2、      自主防災倉庫の見学
 
福寿会の方達の自主防災グッズはきちんとしていて、防災訓練も2度ほどして、地区のまつりもしているとのことでした。
 
中身もかなり揃っているのですばらしく、うらやましく感じました。
 
食料品の備蓄が補助対象にならないことは今後改善検討すべきと自治会長さんと意見が合いました。

3、栗橋の総合支所にて、非常用の防災トイレの組み立てもおこないました。実際にやってみなければわからないもので、職員の指導、手伝いがなければかなりの時間を要したと思しました。これは、各学校で子ども達にも体験させるべきだと感じました。
2時間で中身の濃い視察ができ、課題も感じた内容でした。防災を我が事ととらえることがいかに重要であり、市民の方、地域との連携も今後どのようにとっていけるのか、実践の訓練についても考えさせられる一日でした。

                 渡辺まさよ  記

2017.04.27 00:59:04

テーマ:渡辺 まさよ あったか日記/ コメント(0)/

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