10月21日にスタートを前に、久喜市本庁前で出発式が行われました。
交通安全とともに、交通弱者の方の利便性に役立つ公共交通として、多くの方に利用されるよう願っていると挨拶がありました。出発式の後、試乗があり本庁から鷲宮アリオまで往復して来ました。私も乗車して見ました。予約をすると、そのルートが予約状況によって決定され、乗車時間と目的地到着時間の予定を知ることができます。運転ルートも「システム」によって自動的に決まり、運転席の前にある「ナビ」にルートが示されることもわかりました。
10月21日現在、約1000人の方から申請があり、２２日のスタートする日には栗橋・鷲宮地域で22件、菖蒲地域で2件の予約が入っているとのことです。利用する前に登録が必要で、登録確認のハガキが返送されて来ます。一週間以内には返送しているとのことです。

車両はリフト付き車両と、タクシーのようなセダンの車両がそれぞれの地域で１台ずつ、合計４台で運行します。リフトには、車椅子に座ったまま
乗車できます。　　　　　
　　　　　　　　　
目的地には、乗車場所がわかるような「看板」が可能な限り立てるとのことです。アリオ鷲宮には、乗降場所も確保されており、安心感がありました。デマンド方式のバス運行は、まだまだ知らない方も多いと思います。

是非、多くの方が利用していただき、更に便利な公共交通になるように力をつくしたいと思います。予約は30分前、７時から16時30分のあいだで30分前まで、行く時に帰りの予約も同時にできます。電話を携帯に登録しておくと便利だと思います。デマンド交通予約センターは　0480-53-6142　です。ご利用ください。
　　石田としはる　記