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鷲宮三題で思う

これから路肩で脱皮
桜田ニュータウンの団地内で、歩道の路肩でセミが脱皮しようとしていた。普通は木の葉の裏など目立たないところで脱皮するものだが、これは余りにも目立ちすぎだ。いや、むしろ危険でさえある。
 次に出てくるムクドリや雀が狙っている。しかし、こればかりはどうしようもない。こうしたセミをいちいち安全な所へ移動させようとすれば、私の生活が成り立たなくなってしまう。申し訳ないが、写真を撮った後、その場を去った。無事空に飛び立てることを祈るしかない。

ムクドリの群れ
 写真はムクドリの群れである。この時期、どうってことのない景色である。しかし、見て頂きたいのは、かれらが電線にとまっている「間隔」である。ほぼ等間隔。後から来た個体が、もし、少しでも近すぎると激しく拒否されてしまう。
 自然界にも、それなりのルールが存在するのである。(私の勝手な決めつけ)人間界でも同じような所がある。電車の座席で「近すぎる」と、座っていた人は、それとなく離れる。(10センチくらい)しかし、離れすぎると「嫌味」になるので少しだけ離れるのである。これも気遣いか。

川内原発、再稼働の「異常」
 川内原発が再稼働を始めてしまった。世界でも異常な「安全よりも利益優先」の電力会社と、そこから献金をもらう自民党の政治。原発が1基も動かなかった700日。電力は十分すぎるほどある。必要性が全くない中での運転再開である。 
 そもそも規制委員会の「新規制基準」は、安倍首相の言う「世界最高水準」ではない。実に、恥ずかしいほどのウソである。総理大臣というのは、自ら調べて検証するなどということはできないのだろうか? この基準は、アメリカやヨーロッパの基準よりも劣っている。調べればすぐわかることである。 
 住民の「避難計画」は「安全の要件」にすら入っていない。「福島の教訓」はどこかに捨てられている。F1は「初めての廃炉」の危険な作業が手探りで行われているが、労災事故を含めて多数の犠牲者が出ている。

 原発というのは、立地する地方自治体にとって「麻薬」でしかない。金に目がくらんで、住民のいのちはどうでもよくなってくる。国民の反対を無視して再稼働を強行した安倍政治は、一刻も早く終わりにさせなくてはならないと思う。  杉野 記

2015.08.12 20:58:00

テーマ:杉野 おさむ かけあし日記/ コメント(0)/

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