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市議団ニュースno.74  何が秘密かも秘密 廃案にすべき 意見書提出

市議団ニュース あなたは知っていますか 特定秘密保護法案

意見書の取り扱いについて報告します。

 日本共産党市議団では、現在臨時国会で審議されている「特定秘密保護法案」は「知る権利」を奪うなど大変危険な内容であり、久喜市民の思いを国会に届ける必要があるとの判断から、久喜市議会11月議会に「特定秘密保護法案の制定中止を求める」意見書を提出しました。
 国会の会期が12月6日までとなっていることから、議会の審議を早急に実施(先議)してほしいと、各会派に要請しました。代表者会議では、持ち帰って検討し、議会運営委員会で結論を出すとの方向で「意見書」の取り扱いが決まりました。

 そして、11月21日の議会運営委員会で、「特定秘密保護法案」を「先議」するかどうかの検討が行われました。
 意見書を先議して議論することは、これまでの久喜市議議会では前例がなく、議会運営委員会で議論することが必要との認識で一致。その後、各会派からの意見が出されました。意見は2つに別れました。
①議会の日程を考えれば、「先議」することが妥当であり、むしろそれしかないのでは。
②その必要は認められない。
 選択枝はこの2つのいづれかで、採決の結果「先議は必要ない」が5人、(飛翔・公明)「先議すべき」が4人(共産党・政策会議・市民の政治)となり「先議」はみとめられないことになりました。

 残念な結果です。日本共産党久喜市議団では、これまでの議会のルールに則り、通常の形で「意見書」を提出しました。今後国会の審議結果によって、提出した「秘密保護法案の制定中止を求める」意見書の扱いは、改めて議会運営委員会で検討することになりました。

 「先議」するということにならなかったのは、大変残念な結果です。なぜなら、この意見書は「先議」されなければ、国会の日程を考えたとき、国に届ける意味が薄れてしまうことになリ、大切な「意見書」の判断が奪われることになるからです。

 今回の「意見書」に反対であるなら「先議」する中で、不採択にすれば良いことです。議会の大切な機能である「意見書」提出が、より有効な形で提出できるようにするには、どうすべきかの一点で考えるべきだと思うからです。

 今回は日本共産党市議団の提出した意見書でしたが、全会派一致しうる緊急の「意見書」も今後出てくる可能性もあります。その際には、あらためて議論し、「先議」も実施するなど、久喜市議会が積極的で活発な議論を尽くす場であってほしいと思います。

 初めての事例だけに、先例として今後も踏襲されることだけは避けてほしいと願っています。


◆久喜市議団の一般質問 概要を掲載しています。
 
 一般質問は日程は、12月4日(水) 石田としはる2番目 木村とものり4番目
          12月5日(木) 渡辺まさよ 3番目
          12月6日(金) 杉野おさむ 5番目

  是非 傍聴においで下さい。 お待ちしています。







2013.11.23 20:01:49

テーマ:市議団ニュース/ コメント(0)/

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