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「こども食堂」

『こども食堂』に行きました

久々の投稿です。7月25日は、ほとんど1日をかけて議会(福祉健康常任委員会)の行政視察に行ってきました。視察先は3件。最初に久喜市内で「はつらつ運動教室」今市内34か所で実施中。はつらつリーダーが、元気よく様々な運動を指導していた。約1時間。いい汗をかきました。

介護予防の効果は十分にあると体感。次に、市内で「ふれあい・いきいきサロン」30人余りでボランティアが良く準備して、「お誕生会」を楽しくやっていました。みんな、楽しそうでしたよ。

 そして、最後は、吉川市まで行き、「こども食堂」を拝見。主体事業者は「福祉楽団地域ケアよしかわ」ですが、この日集まった方々はほぼ、全員がボランティア。写真は、スタッフの説明を聞いているところで、みんなうつむいて暗いようですが、パソコンの画像を見ながらの聞き取りに集中している状況です。施設の名称は「こども食堂 ころあい」です。

 毎週、月、水、金の3回、夕方5時から7時までの間が、「だれでも食事ができる空間」になります。食事代は無料。「だれでも」なのでこどもひとりでも、親子づれもОkです。予約もいりません。1時間ほど前から、準備にボランティアさんが集まります。その多くが野菜などの一品を手にしています。メニューは、その日集まった食材で決めます。この日は「ごはん、味噌汁」に「茹でたナスに味噌を乗せたもの、春巻き・半分、オクラを和風だしで煮たもの、ミニとまと」

などでした。たまに「恋する豚研究所」から豚肉が入るそうです。メインはお野菜。

 私も含め、参加議員から「食材をどう集めるのか」「貧困対策というと?」など「運営上の苦労話や、財源の確保のこと、など次からつぎへと質問が出され、その都度、ていねいな説明をいただきました。

 全国で「こども食堂」づくりが「盛ん」です。(319か所)しかし、ここ吉川の事業は、「こどもの孤食対策」「貧困家庭支援」という大上段に振りかぶった事業ではなく、あくまで「地域のこどもを地域で育てたい」というコンセプトを共有するひとびとの「やさしい試み」と感じました。

 久喜市でも、「こども食堂を」という声があります。長続きする体制、ボランティアの確保や、行政の「支援」など多くの課題があります。ムリのない事業として、みんなで「知恵とちから」を出し合うことが欠かせません。私もできる限りのことをやっていこうと考えています。

 なお、視察先のお問い合わせは、「 吉川市吉川団地1-7-107 福祉楽団 地域ケア よしかわ 048-984-2332」まで。「お米があるとウレシイ」そうですよ!

 さいごには、予定になかった食事の提供がありました。一同感激!とっても有意義な視察となりました。今後に、ぜひとも活かしたい、と思いました。 杉野 記

「吉川団地 福祉...」の画像検索結果

よしかわ団地内にある「こども食堂」こどももお手伝いしていました。


2016.07.26 15:43:30

テーマ:杉野 おさむ かけあし日記/ コメント(0)/

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