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最近の中国という国は

中国・上海の高層ビル群

 久々の投稿。いろいろあった決算議会が終わり、気づけば季節は、もう秋になっていた。季節だけではない。政治の移ろいは、ことのほか速い。東京都の築地市場の移転問題や、オリンピック・パラリンピックの施設費用などは、次の機会に書くとして、今回は、最近の中国についてひと言いいたい。ご覧のように高層ビルが立ち並ぶ中国の都会には、日本も含め、世界中から大企業が進出している。
 中国の人口は、13億7462万人で世界で一番多く人が住んでいる。近いうちにインドがトップになるとしても(2位のインドは12億9271万人)その巨大な市場は各国の企業にとっては「魅力的な市場」なのである。
 かつては農業立国で、あって、あの毛沢東も農村民に依拠して「個人の利益より公の福祉優先を」というゲリラ革命を唱えていたことがあった。(それを日本にも押しつけようとしたが、日本共産党はそれを「そういう暴力革命のような路線は反対だ。日本には日本独自ののやりかたがある。」として断固拒否した。)とにかく中国は、社会主義を目指しているのではなく、資本主義を突き進む経済大国・軍事大国であることは、まちがいない!


 今の中国は、毎日、証券取引場を中心に経済は動き、金融市場が中国を支配している。ちなみに、鉄鋼生産は日本を圧倒している。(中国の昨年の粗鋼生産量は8.1億t。輸出量は日本の粗鋼生産量に匹敵する )工業最優先で開発を進めて、農村から労働力が大量に都会に押し寄せる。それらの場所確保のため、山林、自然は急速に減少してきた。自然の保水能力は低下し、公害は垂れ流し、河川や大気の汚染はひどい。公害防止の規制はほとんどない。ほとんど野放し状態。目を覆うばかりである。(かつての日本を見るよう)

 

フランスの核兵器・核爆発実験カノープス(Canopus)01













フランスの核実験

  ここまで、中国の紹介のようになったが、本題はこれから。  こうした中国が、一体、これからどこへ向かおうとしているか、である。私はここ10年ほど、中国の政治が「危険な方向」に向かっていると感じていた。複数の政党政治の存在を認めない1党独裁であり、政権や、中国共産党(この名前も非常に迷惑である。変えてほしい)に批判的な意見や、文書は発したとたんに弾圧されてきた。これは社会主義を目指すどころか、もはや民主主義でもない。

 国連でも、あの北朝鮮をかばって拒否権を発動することが多く、世界の異端児ですらある。その中国が、先日、クアラルンプールで開かれた「アジア政党国際会議」(35カ国、87の政党が参加。日本からは共産党と民新党)でとんでもないことをした。この会議は、与野党の区別も、考え方の違いも超えて、アジアと世界の平和と協力について話し合うフォーラムとして発展してきたもので、今年で第9回目の会議であった。

 日本共産党の代表は、「東アジアの平和、核兵器のない世界をどう築くか」というテーマで発言した。そして最終日に採択される「クアラルンプール宣言」が、世界から核兵器をなくすために効果的で、前向きな内容になるよう各政党と努力を重ねた。また、「核兵器禁止条約の速やかな交渉開始の呼びかけ」を盛り込むよう修正案を提出した。そして、それは最終日になって、その文言を取り入れた宣言案が全員に配布された。 ここまでは良かった。しかし、議事も最終になり、宣言採択の直前になって、中国の代表団が、この部分の削除を急きょ求めてきたのである。事前の宣言起草委員会では、全員一致で(もちろん中国も)確認しておいて、そのうえでの暴挙である。

 中国は、核保有国であるばかりでなく、世界の核兵器に固執する勢力(ロシア8420発、アメリカ7650発、フランス300発、中国260発、イギリス225発、パキスタン120発、インド110発、イスラエル80発、北朝鮮2~8発?)の一員として、世界から非人道的兵器である核兵器をなくそうという国際世論の「妨害者」となってしまった。

 安部政権の中には、核兵器保有を公言する大臣が何人もいる。もはや、他人ごとではない。日本こそ、ただ一つの被曝国として、そして戦争をしないことを誓った憲法を持つ国として、「世界から核兵器も戦争もなくそう」と、世界に呼びかけることが今こそ、求められているのではないかと思う。
                       杉野 記
 
 

2016.10.09 11:35:39

テーマ:杉野 おさむ かけあし日記/ コメント(1)/

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中国に対しての見方を聞いて、安心しました。わたしも同感です。

通りすがりの者です 2016/10/09(Sun)15:22:14 編集

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