秋田県井川町の桜
　
　東北の桜がやっと咲く。原発事故をものともぜず
　連休に、故郷の秋田に帰りました。あいにくの雨ばかりで1日も晴れる日がなかったのが残念でしたが、東北の遅い春が一気に花開いていました。関東の桜が1週間も早かったのとは裏腹に1週間ほど遅れました。写真は秋田県井川町国花苑のいろいろな種類の桜が一斉に咲いた様子です。
　秋田の桜は、今年はなぜか花芽が少なく、原発事故の影響があるのではないかと問題になる一方、花芽が「うそ」などの小鳥についばまれたのではないかと現地の新聞で話題になっていました。
　むしろいまだに続く原発事故の放射能汚染の実態が改善・解決しないのが大きな問題です。そして原発の再稼働も将来への不安をますます広げます。活断層の調査など「疑わしくはやめよ」が原則ではないでしょうか。「原発の安全神話」にまだしがみつき、海外にも輸出するのでしょうか。まったく現状と恐ろしさをいまだに認識していないことをもっと訴えるべきでしょう。
　　　　　　　木村　とものり